再開の不安をゼロにする「1行メモ」。未来の自分を迷わせないバトンの渡し方

「さあ、続きを始めよう」

そう思ってノートを開いたのに、「あれ、どこまでやったっけ?」「何から再開すればいいんだろう」と思い出すだけで疲れてしまい、結局そのまま閉じてしまった……。

一度止まってしまった歩みを再開するのは、最初の一歩よりもエネルギーが必要なもの。

それはあなたが、前回の学びをそれだけ深く、真剣に積み上げようとしていたからこそ起こる「再起動」の難しさなのです。

未来の自分へ「バトン」を渡してあげよう

私たちは、今のやる気がずっと続くと思いがちです。でも、日常には家事や仕事、突然の用事など、学びを中断させる出来事がたくさんあります。

大切なのは、中断を責めることではなく、次に再開する時の自分を「迷わせない」ための優しさを置いておくこと。

「1行のメモ」というバトンを渡すだけで、次に机に向かったあなたは、驚くほど軽やかに歩き出せるようになります。

再開の重圧を引き算する、3つの1秒アクションです。

「思い出す」エネルギーを、0にするエスコート

  • 勉強を終える1秒前に、「次はここから!」と1行だけ書く
    綺麗な文章じゃなくて大丈夫。「次は12ページの問3から」と走り書きするだけで、未来のあなたの脳は、探しものをする手間から解放されます。
     
  • 「いま考えていたこと」を、そのままノートの隅に預ける
    「ここが少し難しかった」「次はこれを調べたい」。そんな心のつぶやきをメモに残すことで、再開した瞬間に、中断した時の集中力へと一気に戻ることができます。
     
  • あえて「キリの悪いところ」で、1秒でペンを置く
    完璧に終わらせようとせず、あえて途中で止めてみてください。「あと少しで解けそう」というワクワクを残しておくことが、次の日のあなたを机へと誘う一番の招待状になります。

あなたは、一人で頑張らなくていい

昨日のあなたが残してくれた「1行」が、今日のあなたを助けてくれる。

学びの道は、過去の自分と今の自分が手を取り合って進む共同作業です。

完璧な締めくくりはいりません。

今日は、明日再開する自分のために、「ここからスタートだよ」という小さくて温かい印を一つだけ、残してみませんか?