【完璧主義】理想が高くて苦しい時の「重圧引き算」。不完全な一歩を愛でる自分を助ける技術|パソブロ

理想の自分という重圧を引き算するイメージ

かつて、「もっと頑張らなきゃ」と焦るほど動けなくなり、理想と現実のギャップに立ちすくんでいた私が、自分を追い込む「理想の重圧」を引き算するヒントをお伝えします。

この記事でわかること
  • 理想と現実のギャップが脳に「ブレーキ」をかけてしまう仕組み
  • 自分の中の「厳しい監督」をお休みさせ、ハードルを引き算する思考法
  • 不完全な自分に「合格」を出し、歩き出すための3つの1秒アクション

※当サイトの内容は医学的アドバイスではありません。20年の学習指導経験に基づき、高い理想ゆえに動けなくなった多くの受験生をエスコートしてきた知見から、心を軽くして一歩を踏み出すための考え方を共有しています。

「もっと頑張らなきゃいけないのに、どうしても体が動かない」
「あの人はあんなに進んでいるのに、自分はまだここだ……」

そうやって自分を責めてしまうのは、あなたの心の中に「こうありたい」という、とても美しく高い理想があるからです。

理想があるのは、あなたが自分自身の可能性を信じている素晴らしい証拠。
けれど、その理想と「今の自分」の距離があまりに遠いとき、心は重圧に負けてフリーズしてしまいます。

桜ソウジ
桜ソウジ

未来を考えたり、理想を考えてるときに、ふと重圧を感じてしまうのは自然なこと。

それはあなたが、自分の人生に対して真剣な証拠ですよ。

「理想の自分」という厳しい監督を、ちょっとだけお休みさせる

真面目な人ほど、自分の中に「厳しい監督」を住まわせています。
「このくらいできて当たり前」「休むなんて許されない」。

そんな言葉に追い詰められて、勉強を楽しむ余裕を失っていませんか?
私の20年の受験指導の経験から見えてきたのは、現状(0地点)と理想(100地点)のギャップが大きすぎると、心はそれを『到達不可能な山』のように感じて、無意識にブレーキをかけてしまうということです

今のあなたに必要なのは、自分を律することではありません。
「今のままでも、十分に頑張っているよ」と、自分をエスコートしてあげることです。

理想を捨てるのではなく、今の自分を大切にしながら歩き出すための、3つの「1秒アクション」です。

100点満点から「1点の愛おしさ」へ

1秒アクション

「今日は10点取れれば満点!」と、1秒でハードルを下げる

高い理想は、心の一番大切な場所にしまっておきましょう。今日の目標は、その10分の1、あるいは100分の1の「1分だけ座る」ことで、自分に満点をあげてください。小さな達成感が、脳のブレーキを外します。

「できない自分」を責める言葉を、1秒で「人間らしいね」に書き換える

完璧にできないのは、あなたがロボットではなく人間だからです。自分を責めそうになったら「一生懸命だから悩むんだよね、人間らしいな」と、他人事のように優しくつぶやいてみてください。

鏡の中の自分に、1秒だけ「お疲れ様」と微笑む

勉強を始める前でも、終わった後でも構いません。理想を追いかけて疲れた自分に、一番の理解者として温かい眼差しを向けてあげましょう。その安心感が、明日への活力になります。

理想は、あなたを苦しめるためではなく、照らすためにある

星を見て歩く旅人は、星に手が届かなくても、進むべき方向がわかるだけで幸せを感じます。

あなたの理想も、今の自分を否定するための道具ではなく、「あっちに進みたいんだな」という方向を教えてくれる、優しい光であってほしいのです。

完璧な自分になれなくても、今日一歩を踏み出した。
その「不完全な一歩」こそが、何よりも尊く、あなたを本当の意味で遠くへ連れて行ってくれます。

今日は、今の自分に「合格」を出して、ゆっくり休むか、ほんの少しだけペンを握ってみませんか?