「気づけば、またベッドの上にいる……」。帰宅してすぐ、吸い寄せられるように布団へ入り、そのままスマホを見て数時間が過ぎていく。そんな自分に「またなまけてしまった」と、がっかりしていませんか?
本当は勉強をしたい、本を読みたい。そう願っているのに体が動かないのは、あなたがだらしないからではありません。「なまけ」を感じる瞬間は、実は「今の環境が自分に優しすぎる」だけなのです。脳が休息を選んでしまうのは、生物として至極当然のこと。自分を責めるエネルギーを引き算して、ほんの少しだけ「環境」に働きかけてみましょう。
意志の力を使わず「ベッドとの距離」を引き算する
ふかふかの枕があり、すぐに横になれる形が整っていれば、疲れた脳は迷わずそこへ吸い込まれます。これを意志の力だけで跳ね返すのは、誰にとっても至難の業です。
大切なのは、頑張って抗うことではなく、脳が勝手に「おやすみモード」へ入るためのスイッチを物理的に隠してしまうこと。ベッドの魔力を無効化する、3つの1秒アクションを提案します。
脳のモードを切り替える、3つの1秒スイッチ
「横になる」という選択肢を、脳からそっと引き算する工夫です。
- 「枕」を1秒でクローゼットへ隠す
「すぐに横になれる形」を視界から消しましょう。枕という「休息のシンボル」を1秒で隠すだけで、脳が勝手にリラックスモードへ入るのを防げます。環境を少しだけ不便にすることが、結果として自分を助けることに繋がります。 - 「外出用の靴下」を1秒だけ脱がずにいる
裸足になると、脳は「一日の終わり」を確信して休息の準備を始めます。帰宅してすぐ、あえて靴下を履いたまま1分だけ過ごしてみる。その「活動中」という身体信号が、ベッドへの心理的ハードルを劇的に引き上げてくれます。 - パジャマの前に「エプロン」を1秒で羽織る
スウェットに着替えてしまう前に、あえて「エプロンの紐を締める」という動作を挟みます。この一枚の布が「活動の境界線」となり、ベッドへ横たわるのを思いとどまらせる物理的なバリアになってくれます。
最後に:横になる時間は、リチャージの時間
もし、どうしても横になってしまった時は、「なまけた」と責めるのではなく「今は急速充電が必要なんだな」と自分を認めてあげてください。自分を責めるのをやめて、環境をほんの少しだけ整える。そんな「仕組みへの優しさ」だけで、あなたの明日はもっと軽やかになります。
迷い、悩みながらも、今日という日を投げ出さないあなたの姿勢を、私はいつも応援しています。あなたが「自分の時間」を自分らしく、心地よく使えるようになるのを、楽しみにしています。


